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親と子の自慢作文コンクールについて

親と子の自慢作文コンクールについて

中学校で講演会活動を行うと、「子どもとのコミュニケーションの取り方がわからない」という話をよく聞きます。最近は小学生にまでその傾向が出て来たようです。難しく考えることはありません。要は子どもの自尊心をくすぐれば良いのです。では、自尊心のくすぐり方は?よーく観察すること。そして、子どもの自信を持っている部分を探すこと。更に何気ない話の中で、「探し当てたことば」を使います。そのために「親と子の自慢作文コンクール」を始めました。

自慢するためには相手の良いところを観る必要が出て来ます。とかく、日本人は相手の欠点を口にすることが多いようです。反面、褒めることは少なく、親子だとなおさらです。上手に子育てをされている家庭を観察すると、その秘訣がわかります。ズバリ!その子の自尊心をくすぐる「ことば」を選んで使っていることが分かります。

平成12年に始めた時の応募数は189通。賞状に第1回と記入するかどうかで揉めたものです。第2回が457通、3回目が812通と順調に応募数も伸び、最近では1800通を超えることもあります。内容も、当初はほとんどがお母さん自慢でしたが、近頃はお父さん自慢が半分近くを占めるようになりました。やはり、東日本大震災の影響でしょうか。

親と子の自慢作文コンクール応募に際し、親と子でそれぞれの良いところを探すときに親と子のコミュニケーションが増すことを期待します。
掲載している写真は、毎年、茨城県立図書館で開催している入賞作品の表彰式の様子です。

以下のリンクより、入賞作品の一部ではございますが、お読みいただけます。
第 3 回  親と子の自慢作文コンクール 入賞作品

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